定形外郵便はその名の通り、定形の郵便物から外れたものになり、発送方法はポストに切手を貼って投函するか、郵便局に持参し発送します。 そして定形外郵便の配達は先方のポストに届き終了。 でも荷物によってはポストに入らないこともありますから、その場合はピンポンして手渡ししてくれるか、不在票がポストに入ることになります。 定形外郵便で送れる大きさは、( 縦 + 横 + 高さ )の合計 90cm、1辺の最大の長さは 60cmまで、そして重量は 4kgのものまで発送可能。
ゆうびん自体をあまり利用していない人は、定形外郵便 = ちょっと大き目の封筒ぐらいと思っている人も多いようですが、実際にはかなり大きな物にも対応してるんですね。 また、定形外郵便は安価で発送できますが、ゆうパックのように補償はありません。 ですので大切なものや壊れ物などを送る場合には注意が必要ですし、特にオークションで利用する場合には、万が一の紛失事故の時を考慮し、先方の同意を得た上で利用するのが無難でしょう。
定形外郵便では、写真のようなダンボールで梱包された物は発送できないと思われがちですが、こういったものでも何の問題もなく発送できます。 このダンボール箱は、縦(20cm)X横(40cm)X高さ(30cm)の大きさですが、ぎりぎり合計サイズが90cmですので、切手を貼って宛先を書けば何の問題もなく発送できるんですね。
その他にも、合計サイズ90cm以内、重量が4キロ以下なら、「ヘルメット」「スリッパ」「ビン」「バーベルの錘」「ポリタンク」「「バランスボール」などなど、切手が貼れれば商品むき出しでもオッケーで発送することが可能です。
ヤフーオークションでの商品説明で度々見かけるのが、 「定形外郵便には補償がありませんので紛失などの場合には責任を負いかねます」です。 その文面の通り、定形外郵便には商品補償がありませんので、万が一、郵便事故になった場合の責任は定形外郵便を選択した方にあることを明確にしておく重要な意味合いです。 ポストに入らないような定形外郵便の荷物は局員さんが手渡ししてくれますが、ポストに入る荷物は、少なからずともポストから差し抜かれる盗難の可能性もありますし、配達途中での紛失や単純に誤送もあります。 先方から未到着の問い合わせが来た場合には、郵便局に調査依頼をすれば、郵便には調査制度がありますので、定形外郵便等の流れに沿って関係する事業所を調査しその結果を知らせてもらえますが、なくなるときはなくなるもの。探しても出てこないことも十分に考えられます。 私もオークションではありませんが、自動車工場からの車検書が自宅途中で郵便事故で不明になってしまい、郵便局の方が自宅周りに誤送されていないか懸命に探して下さっていたのを見ています。 郵便物の領収書を取っておくことは勿論のこと、差し出した記録が残る、特定記録(160円)を付けたりすることも、もしもの時を考えて必要かもしれませんね。 ですが定形外郵便にしろ、ゆうパックにしろ事故に遭うときには遭います。肝心なのは補償があるかないかなので、高価なものを送る場合には補償がある発送方法を選択するのが賢明かもしれません。 また単純に住所記入ミスや、宛名ラベルが剥がれてしまって届け先が不明になった場合には、定形外郵便が差出人に帰ってきますので、必ず裏面には差出人の住所、氏名は明記しましょう。
定形外郵便に付加できるオプションです。
一般書留等を配達した事実を証明するサービス。
定形外郵便料金表
〜50g
〜150g
〜250g
〜500g
〜1kg
〜2kg
〜4kg
205円
250円
400円
600円
870円
1180円