ヤフオクに出品しよう

取引きは落札者のボタンクリックから始まる

出品した商品が見事落札された後には、落札者側が「取引きをはじめる」ボタンをクリックして、はじめて落札後の取引きが始まります。

出品者側は落札者がボタンを押してくれるのを待つ立場になりますが、欲しくて落札したはずなのに稀に何のアクションも起こしてくれない落札者がいるんですね。迅速に対応したい自分の気持ちと、落札者の気持ちがいつも一致してるとは限らないんです。

ただ単に最初のボタンクリックを忘れているだけなのか、それとも落札金額が高いと感じ、購入意思がなくなってしまったのか分かりませんが、音信不通で数日経過すると「もう買ってくれたことはどうでもいいから、無かったことにしてもらいたい」と弱気にもなります。

落札システム利用料を無駄にしてもいいのなら何もせずに放って置くのも手ですが、わざわざ落札システム利用料を支払うのも馬鹿らしいものです。

まずはどんな落札者かを確認する

心構えとして相手に連絡を入れる前に、落札者の以前の取引きで付いている評価は確認しておきましょう。

過去の取引きで落札者に付けられた評価のコメントの内容に「連絡が遅い」などのコメントがあれば常習者、逆に何の問題もない評価内容ばかりの人なら、ただ単に取引開始が遅れているだけとも考えられます。

もしかしたら早くに入札した金額で、まさかの落札に気付いていないということも、もしかしたらあるかもしれません。

取引ナビ → 評価にて催促する

まず取引ナビからそれとなく連絡する

目安としては落札後2～3日程たっても連絡がなければ、まずは取引ナビからそれとなくコメントを入れてみましょう。

「はじめまして出品者の〇〇です」の挨拶だけを入れて、先方に自分が購入したんだということを知ってもらう内容でもいいですし、ダイレクトに「取引開始のボタンのクリックをお願いします」と行動を促すのもいいです。

取引ナビにコメントが入ったことは、確実に登録アドレスに連絡はいきますし、ヤフオクアプリを入れていれば通知も表示されます。これでもボタンクリックがなければもう購入意思なしと考えた方がいいですね。

次は評価から連絡する

催促の取引ナビを送ってから24～48時間何も起こらなければ、今度は第3者が確認できるように評価を使いコメントを入れます。

評価は「良い」か「どちらでもない」を選択し、下記のようなコメントを入れましょう。

評価のコメント内容は削除できませんが、付けた評価は「どちらでもない」を「非常に良い」とかに変更したり、コメントの追加はできるので、正常な取引になったとしても問題はありません。

それでも連絡がなければ落札者都合で削除する

期日までに連絡がなければ購入意思なしということで落札者の削除します。

削除には落札者に悪い評価が付く「落札者都合」と出品者に悪い評価が付く「出品者都合」があるので、間違いなく「落札者都合」での削除を選択します。

落札者の削除画面では一緒にブラックリストの登録もできるので、ついでにチェックを入れときましょう。ブラックリストでは落札者の関連ＩＤもすべて対象になりますから安心です。

そして削除したら次点の落札者を繰り上げするか、しないかを選択します。

以前は次点落札者を繰り上げしないと、出品者に「悪い評価」がYahoo!のシステムから付きましたが、現在は撤廃されたので満足いかない金額なら再出品するのが無難です。

商品説明文に明記しておきましょう

オークションの商品説明文の下の方に、落札後の取引開始についてを明記しておくのは有効です。出品の時には必ず下記の2つを文面に明記しています。

• 落札後24時間以内に取引開始して頂ける方のみ入札をお願い致します。
• もし落札後72時間経っても取引開始がない場合は、再度出品のため「落札者都合にて削除」させて頂きます。その場合はYahoo!から「非常に悪い」の評価が付くことをご了承下さい。

この2行を追加しておくだけで、実際に「落札者削除」することはなくなりました。