「ヤフネコパック」と「おてがる版」はヤフオクシステムに組み込まれている配送方法
ヤフオク画面から発送手続きができる
ヤフオクで出品する時には、どんな配送方法にするかも考えておかなければいけません。
基本は落札してくれた人のことを考え、なるべく安価な配送料金のものを選びたいものですが、商品によっては少し高くても補償のある配送方法を提示した方がよい場合など様々です。
運送会社によって配送方法というのはたくさんありますが、ヤフオクにはヤマト運輸が配達する「ヤフネコパック」というものと、日本郵便が配達する「ゆうパック・ゆうパケット(おてがる版)」というものが、ヤフオクシステムに組込まれているんです。
双方ともヤマト運輸と日本郵便に元々ある配送サービスを、ヤフオク版として安価な価格設定にしているもので、配送手続きもヤフオク画面から行なえ利用価値アリの配送方法です。
送料の支払い方法
配送料は全て「Yahooウォレット」からの支払いになるので、現地での現金払いなどは不可。ヤフープレミアム会員費やヤフオクで使ったオプション代金などと一緒に引き落とされます。
ヤフネコパックはヤマト運輸が配送
ヤマト運輸が配達業務を担う「ヤフネコパック」は、ヤマト運輸既存のサービスの「ネコポス」「宅急便コンパクト」「宅急便」3種のヤフオク版です。
「ネコポス」は昔あったヤマトメール便のようなもので(A4サイズ・1キロ)までのものが定額225円で送れ、「宅急便コンパクト」は2種類の専用箱があり送れるのは箱に入るサイズの荷物まで、宅急便はいわいるクロネコの宅急便です。
参照:ヤフネコパック
ヤフネコパックの発送方法
ヤフネコパックの発送場所は、「ヤマト運輸」「ファミリーマート」「セブンイレブン」「PUDO」からです。
- 商品発送の指示がヤフオクからあったら「2次元バーコード」を発行する
- 設置してある端末、ヤマト運輸なら「ネコピット」、コンビニなら「ファミポート」に「2次元バーコード」を読み込ませる。
- ヤマト運輸はダイレクトに送り状が発行、コンビニの場合は発行された申込書を店員に渡して送り状を発行してもらい発送する。
- ヤマト運輸の集荷後に受付が完了すれば、落札者にヤフオクシステムから連絡がいく。
ゆうパック・ゆうパケット(おてがる版)
日本郵便が配達業務を担う「おてがる版」は、日本郵便の既存のサービスの「ゆうパック」「ゆうパケット」のヤフオク版です。
「ゆうパックは」は宅配便になり、「ゆうパケット」はサイズ60cm以内(一辺34cmまで)の厚さは3cmまでの商品を送ることができます。ちなみに本家の方の「ゆうパケット」は(厚さ1cm=250円)(厚さ2cm=310円)(厚さ3cm=360円)と3種類に分かれています。
ゆうパケット・ゆうパック(おてがる版)の発送方法
ゆうパケット・ゆうパック(おてがる版)の発送場所は、「郵便局」「ローソン」「PUDO」からです。
- 商品発送の指示がヤフオクからあったら「2次元バーコード」を発行する
- 設置してある端末、郵便局なら「ゆうプリタッチ」、ローソンなら「ロッピー」に「2次元バーコード」を読み込ませる。
- 郵便局はダイレクトに送り状が発行、コンビニの場合は発行された申込書を店員に渡して送り状を発行してもらい発送する。
- 郵便の集荷後に受付が完了すれば、落札者にヤフオクシステムから連絡がいく。
「ヤフネコパック(宅急便)」と、日本郵便の「おてがる版(ゆうパック)」違い
ヤフオクで利用するヤマト運輸の「ヤフネコパック(宅急便)」と、日本郵便の「おてがる版(ゆうパック)」の荷物サイズと重量は既存のサービスと同じく違います。
縦+横+高さを合わせた荷物サイズは、「おてがる版(ゆうパック)」が最大170cm対応なのに対し、「ヤフネコパック(宅急便)」は10cm短い 160cmまで。
重量の方は「おてがる版(ゆうパック)」も「ヤフネコパック(宅急便)」共に25kgまでになります。
そして「ヤフネコパック(宅急便)」は下のようにサイズによって細かく重量制限が決められているので、小さいサイズの高重量などは配送不可でなんですね。ちょっと使いづらいです。
送料自体は「ヤフネコパック(宅急便)」も、日本郵便の「おてがる版(ゆうパック)」もそんなに大差はなく、補償も共に30万円までなので、送る荷物のサイズと重量を見ながらどちらを利用すべきか決めればいいと思います。